私は高校を卒業してからギターに興味を持ちました。ギターは指の配置や移動が細かいのでいろんな壁にぶち当たることがありますが、私がこれだけはやってほしいという練習方法を紹介します。尚、弦を押さえる練習については、右利きでの記載とします。
①運指の反復練習
その名の通り、指を動かす練習です。やり方は、左手の親指以外の四本の指を、3弦の1フレットから4フレットまで順に並べます。そして人差し指だけを4弦の同じフレットに移動させてその弦を弾きます。そしてまた3弦に指を戻して弦を弾く。その後、今度は人差し指で2弦を押さえて弾き、また3弦に戻して弾く。今度はそれを中指で行い、終わったら薬指、小指と行います。全ての指が終わったら、今度はフレットを一つずつずらして行う。これをひたすら繰り返します。地味な練習ですが、毎日10分間ずつ続けてみてください。最初はなかなか指が動かなかったり、他の指が一緒に動いてしまいますが、焦らず一回一回を丁寧にやります。そのうち指が滑らかに動くようになり、同じ10分間でも弾けるフレットの数が増えていき、それが上達している証拠になります。
②指を広げるストレッチ
コードを押さえるとき、指を大きく広げたり、Fコードに代表するバレーコードでは指を傾けるようにして抑える必要があります。そのために普段から指の可動範囲を広げるストレッチをすると上達が早くなります。ギターを弾いている方なら皆さんよくやられていることなのですが、弦を押さえる手の指と指の間に、反対の手でげんこつを入れて指を広げるストレッチをします。いきなりやると手を痛めることがあるので、少しずつ痛くならない程度にやりましょう。私は入浴中やテレビを見ているときなどに暇つぶし感覚でやっています。こちらも焦らずに時間をかけることが大切です。
③リズム感覚の練習
指がスムーズに動いても、演奏中にリズムがずれてしまっては他のメンバーから文句を言われてしまいます。リズム感覚を鍛えるために、練習のときにはメトロノームを使うと効果的です。私が行っている練習方法は、ギターをもち、左手で全ての弦をミュートした状態で、全ての弦をダウンピッキングします。このときにメトロノームの音に合わせてピッキングします。リズムは遅いところから速いところまで、私は60~120の間で少しずつリズムを変えながらやっています。ミュートして弾くのは、メトロノームの音をよく聞くためです。ダウンピッキングに慣れたら、手の振りはそのままで、アップのときだけピッキングするようにします。裏拍になるためメトロノームの音をずれますが、このときリズムが崩れないようになればOKです。こちらもリズムをいろいろ変えながらやります。アップ・ダウンそれぞれ5分、計10分を続けるように心がければ、自然とリズム感覚が身に付いてきます。
以上3つの練習方法を紹介しました。どれも地味で単調なイメージと思うかもしれませんが、こういった反復練習が上達への一番の近道です。
投稿者プロフィール

-
最強ギタータブ譜ソフト「Power Tab Editor(パワータブエディター)」を紹介するPtb.jpの運営チームです。
Power Tab Editor は、ギター、ベース、ウクレレなどの五線譜とタブ譜を簡単に作成・編集できるフリーソフト(無料)です。拡張子がptbのタブ譜ファイルを作成・編集することができます。
当運営チームでは、この「Power Tab Editor(パワータブエディター)」でできることやptb拡張子で作られたタブ譜の提供、紹介をしてまいります。
最新の投稿
豆知識2020.12.26TuxGuitarダウンロード方法
豆知識2020.12.10クラシックギター音楽無料試聴
練習曲2020.12.06カノン動画をYoutubeにアップしてみた
練習曲2020.11.30ギターコードクイズ!!